偶数パラディン 誰を《動員》するのか
正義の報復を受けよ！
椎ぴだよ
今日は《動員》の話だよ
現代パラディンの実質最強カードとして君臨している《動員》。
4コストで最大6コスト分の踏み倒しを行い、最大3枚のデッキ圧縮をするこのカードは、ガチデッキのみならずクソデッキ作成の際にも超お世話になる最高のカードだ。
今回は、《動員》で出てくるミニオンの中で特に優秀なものを簡単に紹介しようと思う。既存の偶数パラディンのチューンや、オリジナルデッキの作成時に参考にしていただけると大変ありがたい。
※「激怒」キーワードは消えてなくなりました。
ウィッチウッド環境は「ボードの取り合い」が最重要課題となっていて、ヘルス3の価値が非常に高くなっています。
今現在のプールで2/2/3のスタッツを持つのが
《アマニの狂戦士》《ゴラッカ・クロウラー》《サンフューリーの護衛》
《ロックプール・ハンター》《タスカーの漁師》《リバー・クロコリスク》
《ブラッドセイルの略奪者》《装甲虫》
の8枚であり、この中から数種類をピックするのが定石です。
《アマニの狂戦士》はその中でも攻撃的な効果を持っており（副産物感は強いが）、単体カードパワー的に合格ラインなので十分採用圏内。
2/2/3は《動員》のバリューを最大限に高めるだけでなく、ミラーの《聖別》で生き残るので、1種類は採用するのが望ましいです。奇数ローグのヒーローパワーでも取られないのも偉い。
パッケージ的に新兵パラディン要素を用意でき、《ナイフ・ジャグラー》の仕事量を増やせるカード。2枚採用すると《クリスタル・ライオン》を採用しやすくなったり、《海の巨人》《山の巨人》を採用できるようになったり等、デッキ構築の幅が広くなったりしますが、基本的には1枚まで。2枚採用すると《動員》で2体出て、返しで割られてハンドが燃える。
簡単に1/1を用意できるデッキなので、往年のZooじみた布陣を構築でき、《動員》してもそれほど悪くない。フェイス詰めにも有利トレードにも大活躍。相手の2/2/3を自分の2/2/3で処理できるので、ミラーでは重要なカード。
《動員》で出る位置がかなり重要なので素振りを忘れずに。
《性悪な召喚師》系デッキ、《終末預言者》に強く、とりあえず何とでも1/1トレードできる。
挑発ミニオンに武器を捨てる必要が無くなるので、挑発ドルイドに対して詰めの一撃を決めやすくなる。
《動員》がドロー付き呪文になる！《動員》を引くためのカードとしての運用もできるが、盤面を犠牲にしているのでなかなか怪しい...《動員》をどんなカードとして見ているかで採用するか、しないかが変わってくる。
「《動員》撃てば勝ち」だと思っている方はぜひ入れてください。なんで入れないかがわかると思います。
アグロミラーの盤面制圧＆ライフレースを有利にするカード。
単純に手から出る打点は貴重。
《動員》から《ナイフ・ジャグラー》や《ダイアウルフ・リーダー》と合わせて有利トレードができる。
《ダイアウルフ・リーダー》の隣に出しましょう。
《アマニの狂戦士》同様、2/2/3は強力。基本的にはこちらと《アマニの狂戦士》をどちらか片方入れるか、どちらも入れるのが良い。
武器を採用するヒーロー、《マナアリの髑髏》対策に。入れる際はキープすることも十分に考えられるので、《動員》要員は層を厚くしよう。
翡翠の神蛇のお導きを...
入れるだけで幸福感に包まれるので入れ得。
相手が返し《動員》をためらう、火力スペルを撃てない状態にして蓋をするなど、使い所によっては決定打となりうるので、要練習。
使う際は金にしましょう。
これは重要な要素です。
これらのカードの枚数を吟味して、8～11枚程度に纏めれば「動員パッケージ」が完成する。
採用理由をしっかり考えながらデッキを組めば、各カードの切る場面、マリガンでの残し方が上手くなり、勝率は上がります。
山なし、オチなし、意味なし
